素数フェチの憂鬱
始めに書いておくと、僕は素数フェチです。
テレビの音量とか、素数にしたがる性質があります。
そんな僕のこれまでを振り返って書いてみます。
素数好きになったキッカケ
キッカケはFF5でした。
レベル魔法に初めて遭遇したゲームです。
例えば「レベル5デス」が唱えられたら、
レベルが5の倍数のキャラが全員アウトです。
例えボス相手でも、すぐ倒せます。
逆にこちらが全員20レベルとかだと全滅です。
それから数字を素因数分解する癖がつき、
「99レベルだと、レベル3フレアを喰らうし、
98レベルだと、レベル2オールドに掛かるし、
97レベルが最強!」
と思ってました。大きな素数が好きになってました。
より素数が好きになった出来事
大学で情報系の勉強をしてた際に、RSA暗号を習いました。
その詳細説明は他に任せるとして、この場でザックリ書くと、
素因数分解が計算量的に困難であることを活用したものでした。
これを発明した3名はガチの天才だと思いつつ、
「素数が世の中で役に立ってる」という事実に感動して、
素数好きに拍車が掛かりました。
実生活での支障
なんだかんだで気付いたら、冒頭でも書いたとおり、
テレビの音量とかまで、素数にしたがる癖が付いてました。
一番困ったのが空調の温度。
候補として挙げられる付近としては
「17,19,23,29,31」あたりになりますが、
「23~29」の間で微調整ができない!
「冷房がちょっと強めで寒い~あんまり効いてない」の間で、
苦悩する日々が続きました。
と言うか、ハンターハンターの「制約と誓約」の影響も受けて、
素数しか設定できないことを、自ら進んで課してました。
温度設定の突破口
微調整が出来なくて悶々としている中、
「25は、5の2乗。27は、3の3乗。
これらは1種類の素数しか使ってないから良しとする。」
とのルールを追加しました。
これによって生きるのが少し楽になりました。
めでたしめでたし。
補足
飲み会とかで、こういう話をすると、
「XXXXX(大きな数字)を、すぐに素因数分解してみせてよ。」
と問われることが稀にありますが、
少なくとも僕は早々には出来ませんので悪しからず。